魔法少女は天然ちゃん？

「え、えっとね
さっきあたしが使ったのは魔法剣と、身体能力を極限まで高める魔法を使ってたの。
能力系魔法にはいるんだけど…
もしかして初めて見た？」


あたしがおずおずと聞くと
驚いてる零の代わりに大翔が話しかけてきた



「なにその魔法…
俺、身体能力をあげる魔法なんて初めて聞いたんだけど…
ってかお前の魔法剣の腕
あれ並大抵のものじゃねぇぞ？」


陵くんも驚いてたらしく
大翔に続きあたしに質問してきた


「俺も初めて聞いた魔法だ
もしかして古代魔法？」


ぎ、ぎくっ！
「い、いやー、うーん
古代魔法ではないかな？
うーん、ほら！あれだよ！
あんまり人気ないとかの魔法！！」

あたしは焦って変な言い訳をしてしまった

や、やばいよ！やばいよ！
今の言い訳苦しすぎるよ！！
でも古代魔法とか言っちゃだめだよね？
えー、でも誤魔化しきれないよ！
どーしよどーしよ！


「牡丹？あなた嘘ついてるでしょ
あたしたちに何か隠してるわよね？」



ぎくーっ！！
零さん、めっちゃ顔怖いですよ！？
あたしこれやばくない！？


「まぁまぁ、詳しくは寮に帰ってから聞こうぜ？な？」


陵くんが助けにはいってくれた

まじ感謝！！
ありがと陵くん！！

あたしは心の中でお礼を述べた