魔法少女は天然ちゃん?
ヒカリのおかげで片づいた部屋を後に
あたしはみんなの待ってるリビングに向かった
ドアを開けた瞬間…
ぱーん!ぱーん!
クラッカーの音が鳴り響いた
「「「入学おめでとう!牡丹!(ちゃん)」」」
3人が一斉にお祝いしてくれる
「みんなぁ~!ありがとう!(^^)!」
あたしは感極まって少しだけ泣きそうになってしまった
会って間もない人間にここまでしてくれるなんて…
『牡丹ちゃん、あそぼ♪』
ふと頭によぎった懐かしい記憶…
だめだめ!
今はあのこと思い出しちゃ…
せっかくだから楽しまないとね…!
そなことをかん考えていると…
「ほーら!なにしてんの?
今日の主役は牡丹でしょ?
早く席について?ご飯食べましょ?」
そう言ってあたしの肩を押してきた零
「うん!
わーい!美味しそうなご飯!!
あたし実はもうお腹ぺこぺこでさ(笑)」
あたしの言葉でみんなが席に着く