魔法少女は天然ちゃん?
「あたしは神崎家の者だよ」
まってまって、4大貴族の子供ならあたし見たことあるよね!?絶対!!
パーティーなんて普段めったにでないけど…
なんで忘れてたんだよー!
あたしのバカバカバカ!
1人で葛藤していると…
「え、まさかとは思うけど…
あの神崎とは言わないわよね?」
零が焦りながら聞いてきた
「ほぇ?」
話をまったく聞いてなかったあたしは
変な返事をしてしまった
「ほぇ?じゃなくて
お前の家…
もしかしてあの“神崎”なのかって聞いてるんだよ」
大翔までもが焦りながら聞いてくる
え、まってまって
何で知ってるの!?
やばいよね!?これ確実にやばいよね!?
どうやって誤魔化す!?
お父様へるぷー泣
「牡丹ってやっぱりあの神崎だったの!?」
「え、なんでバレちゃったの!?」
あたしは零の言葉に焦って聞き返す
あ!!やばい!!
今のあたしの返事って肯定してるようなものじゃない!!
やばいやばいってどーしよ!!
「牡丹…
さっきからお前全部口に出てる…」
大翔が呆れながら言ってきた
「うそぉぉぉぉぉ!!!!」
あたしの叫び声がこだましたのは言うまでもない