魔法少女は天然ちゃん?
コンコン
「お父様、牡丹です。
入ってもよろしいですか?」
あたしが瞬間移動した先は神崎家
さっき退治した鎌鼬の件を報告しなくちゃならないからだ
「入って良いぞ。」
「失礼します。」
あたしはゆっくりと中に入った
中には威厳の溢れる
しかし若々しく男前な男性がいた
そう、この人があたしの父。
神崎彰(カンザキアキラ)
「先ほど魔物討伐をしてきました。
今回出てきたのは鎌鼬
ですが何か変な様子だったんですけど…」
「変な様子?
しかしなぜこんなところに鎌鼬が…」
やはりお父様も疑問に思ったか…
「まだまだ奥底ですけど
あの鎌鼬は何者かの手によって操られていたように見えました。
基本鎌鼬がこんなところに出現するはずがありませんし、なんだか瞳がおかしく見えました。」
あたしは先ほどの鎌鼬について説明した
「そうか…。
まだ分からないことは多いと思うが頑張って調べてくれ。
頼んだぞ。」
「はい。
ではあたしはこれで失礼します。」
そう挨拶をしてあたしは寮に帰った