魔法少女は天然ちゃん?


大翔side




「大翔が2人……??」



牡丹は意味不明な言葉を呟いたと同時に意識を失った


「お、おい!!牡丹!!
しっかりしろ!!牡丹!!」


倒れる寸前で牡丹を抱きかかえた俺は牡丹に声をかける


「はぁはぁ……っ」


牡丹からは浅い呼吸しか聞こえない


おでこに手をやると……




「すっげぇ熱!!
これやばいんじゃねーの!?」


えー、まってまって
こーゆーときどーしたらいいんだ!?

怪我なら魔法で治せるけど……



んーっと、とりあえず零!?
そうだ!!零を呼ぼう!!



俺は意志疎通魔法を使って零に話しかけた



「零!!零起きろ!!
ちょっとやばいんだって!!」





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