魔法少女は天然ちゃん?



零side




「零!!零起きろ!!
ちょっとやばいんだって!!」


もーなんなのよー
大翔の奴!!


安眠妨害で訴えるわよ!?



そんなことを思いながらも妙に焦ってるので怒らず答える



「なにー?あたし眠いから用件は手短にしてよねー」


「牡丹が!!牡丹が倒れちまったんだよ!!
とにかく牡丹の部屋まできてくれ!!」


え、牡丹が!?


あたしは急いで牡丹の部屋に行った




そこにいたのは苦しそうに浅い呼吸を繰り返す牡丹と、牡丹をベッドに寝かせて手を握っている大翔だった。




「大翔、牡丹の容態は?」



あたしは大翔に質問しながら脈拍や熱などを測る



「分からないけど、牡丹が帰ってきて話してたらいきない倒れた。」




もしかして牡丹って……













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