魔法少女は天然ちゃん?



「零!!牡丹は大丈夫なのか!?」


大翔が焦って聞く



「大翔、今は何も聞かないで牡丹に魔力を送ってくれない??
説明は牡丹が起きてからちゃんとするから」



これは魔法の使いすぎによるもの
いつもの牡丹より明らかに感じられる魔力が少なすぎる



魔力の受け渡しは魔力が高く高度な技術を持つものにしか使えない


もちろんあたしにも出来るけど
あたしより魔力の高い大翔がするほうが多くの魔力をあげられる



「出来るだけ沢山の魔力をお願い
その方が回復が早いわ」


「分かった」



それだけ言うと大翔は牡丹の手を握り意識を集中させ魔力の受け渡しを行い始めた








< 39 / 74 >

この作品をシェア

pagetop