魔法少女は天然ちゃん?



「ごめんね、零。
きっと零が思ってることと同じだよ
あたし、魔力使うと命を縮めるタイプなの。
黙っててごめんね」


あたしは零に白状した
そうしなきゃいけない気がしたから



「話してくれてありがと、牡丹。
牡丹が倒れたとき
全然魔力を感じなかったからきっとそうなんじゃないかって思った
でも牡丹の口から聞けてよかった」


零はそう言って泣いてくれた


あたしが所持系魔法ばかり使う理由は命を縮めるから

本来あたしの得意魔法は氷系の魔法
つまり能力系魔法


昔は能力系魔法を沢山使ってた


でも魔法を使うと熱がいつも出てて
それである任務の時に倒れて、あたしは命を縮めるタイプなんだってことが分かった。

もしあの時あたしが無理をしてでも魔法を使っていれば。。。
何度も自分の体を呪った


だからあたしは強くならなくちゃいけない
今度こそ誰も死なせたくないから








< 45 / 74 >

この作品をシェア

pagetop