魔法少女は天然ちゃん?





「陵くん!負けないからね!!」


あたしは陵くんと同じ走者になったのだ!!
案外負けず嫌いなんだよね(笑)



「望むところ(笑)
普通の障害物競争じゃないってわかってる?笑」


「へ??」


「ここ魔法学園だぜ?なんでもありだから怪我しないようにね(笑)」




あ、はじまった!

って、えぇーーーーー!?


なにあれ!!!



前の走者のを見ていると....
そこは.....




魔窟か!?っていいたくなるような状況だった.....



なにあの巨大なつる!!いや....動く植物!?



巨大な動く森といいますか、動く植物といいますかが走者の行く手を阻んでいた....



「ぎやぁぁぁぁぁーーー!!!」


悲鳴がこだます



こわっ!!ここの学園は生徒を殺す気か!?


リタイヤ続出じゃん!!


と思っていると段々慣れてきた生徒たちが次々に得意魔法を駆使してクリアしていく


さすがエリート校!!


分身してかわしていく人
剣で切り落としていく人
結界でガードしていく人

さまざまだ!!



見ているとあたしたちの番になった



「頑張ろうね!!」

「怪我しないようにな!」



陵くんとそんな会話をしているとスタートのピストルが鳴った






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