魔法少女は天然ちゃん?
伊藤様が静かに話し始めた
「依頼というのはね
最近この学校に魔物がでるようになったの
被害にあってる生徒や教員も増えていってるわ。
だからそれを退治してほしいの」
「え、でも魔物退治なら教員でもできるはずじゃ…。
それにここは桜ヶ丘高校
魔力の多い者たちが沢山いるから
魔物退治もできるのでは…。」
あたしが疑問に思っていると
「ここ最近魔物の様子が変なのよ…
前までは生徒たちでも退治できる魔物しかでてこなかったんだけど、ここ最近は…。
上級の魔物ばかりでてきて手に追えないのよ…。
だから絶対なにか理由があると思うの
神崎さんにはそれを探ってもらいたくて…
お願いできるかしら…?」
「もちろんです
神崎の者として必ずやこの任務遂行いたしてみせます。」
絶対なにな理由があるに違いない
そもそもこんなとこに上級の魔物が出てくる時点でおかしいもの…
「それでは、よろしくお願いします。
神崎さん。」
「はい」
「それでは教室に案内するわね
あたしにつかまって?」
あたしは理事長につかまった
「瞬間移動」
理事長が呟いた次の瞬間
あたしたちは教室の目の前にいた