サボり魔様のバスケ論【短】
ブーブーッとそっぽを向きながらいじけていると、急に彼が笑い始めた。
「あははははは」
『……笑い死にしますよ??』
何処のツボにはまったのかは定かではないが。どうやらかなりツボッたらしい。
彼はひとしきり笑うと。また寝っ転がった。
「お前みたいな奴はじめてかも」
『こんな人間がそこらへんウロウロしてたら日本は終ってしまいます』
「それもそうだな」
納得されても嬉しくないです。