サボり魔様のバスケ論【短】






『とにかく。私は部長さんからもあいつ引っ張って来いと命を受けているのできて下さい』





「別にいいよ」





『またそんなこと言って!!……は??いいんですか??』





彼は目を閉じて二度寝の準備に入ったらしい。目を開くことなく何度も頷いた。





『え!?やった!!嬉しい!!部長さんに喜んでもらえる!!』





嬉々としながら私はその場で手を上げた。





部長さん私がいいことしたらご褒美に美味しい飴くれるんだよなぁ!!




今回は大変だったから二個は貰わなきゃ!!




えさに釣られてるしとか思ったでしょ??釣られてるね!間違いなく!!貴方は間違ってないよ!





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