桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
あたしは、大切な人を最低な言葉で傷つけた。
大切な人の大切な日に。
ねぇ、神さま。
これが正しかったよね。
廉くんのためにもこの方法が一番良かった。
ねえ、そうでしょ。
だから、あたしが全部そう言う気持ちとか引き取るから、廉くんにつらい思いをさせないでください。
あたしの代わりに廉くんを幸せにしてあげてください。
廉くんごめんなさい。
あんな最低な振り方をしてごめんなさい。
ホントは今でも好きだよ。
いや、大好きだよ。
あなたは幸せになってね。
あたしの分まで……。
さよなら。