桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
少し前、ちょうど廉くんと別れてから一週間がたった頃、美奈に聞かれたことがあったんだ。
「ねえ、。本当にこのままでいいの?」
「何のこと~?」
なーんて。
ほんとは自分が一番分かってるくせにね。
「何のこと?とぼけないでよ!どうしてそうやって無理して笑うの?やめてよ。私の前でまで強がるのさ。」
「ふふっ。どうして分かっちゃうかな~。だ、てさ、自分で決め、たことなのにおかしい、よね。うっ。ぐずっ。」
「いいよ。泣きなよ。言ったじゃん、あたしの前でまで強がんないで良いって、ね?」
「う、うええぇーーーーーーん。ぐすんえーん。どうしてあたしだったんだろう!なんで、何で病気になったのがあたしなの?えーん。」
そういって大泣きした。