桜色の恋~3ヶ月の幸せ~



それからしばらくそのこのことは忘れていた。


いや、忘れようとしていたの方が正しいかも知れない。


幼いながら必死に考えて出した答えだった。


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その男の子が、廉くんなのだ。 


永田廉ナガタレン。


私と同級生であり、幼なじみ。


大事な大事な幼なじみ。


大事な大切な人。


私は彼、廉君のことが好きだったのだ。


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