桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
「ううん。そろそろ話さなくちゃいけないと思ってたし。
それに、良い機会だから。ごめんだけど美奈は條くんと2人で回ってくれないかな?」
「桜が良いなら私は良いけど。」
「俺も平気だけど。」
「ごめんね。美奈、また連絡するね。」
「うん。」
「それじゃあ、行こうか。」
そういって、あたしたちは他の場所に移動した。
「どこに行こ、「ギュ。ずっと会いたかった。」
え、あたし今、廉君に抱きしめられてる?
そうわかった瞬間、顔が熱くなるのが自分でもわかった。
前にもこんなことあったような。
「ね、ねぇ、とりあえず離して?」
「やだ。もう、離したく、ないよ。」