桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
ポロポロ。
え、泣いてる?
「れっ廉くん?どうしたの?とりあえずあっち行こ。」
近くのベンチに言った。
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10分後。
「落ち着いた?」
「うん。ごめんな。」
「ううん。あたしは平気だよ。」
「その、話があるって言ったのは、俺、まだ桜のこと好きなんだ。まあ、桜は好きじゃないって言ってるのにもう一回付き合うって言うのはやだと思うんだけど、俺と付き合って欲しい。ふられた後諦めようと思っていろんな女の子と付き合おうとしたけどダメなんだよ。桜、お前じゃないとダメなんだ。頼む!」
ポロポロ。
廉くんには泣かされっぱなしだな。
でも、廉くんには彼女がいたはずなのに。
それをあたしの顔から察したのか
「別れたよ。」
え?うそ、。
「本当の本当に桜がいいんだ。いや、桜じゃなきゃダメなんだ!」
ポロポロッ
「えっ、泣くほどいやだった?ごめんな。ごめん。」
「違う!」