桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
ボっと、赤くなってしまったが、廉くんを見てみると 廉くんも顔が真っ赤になっていた。
もしかして照れてる?ふふ。
「何笑ってるんだよ行くぞ。」
こんな廉くんも新鮮でかわいいー。
そんなことを思いながら、廉くんに連れられて駅までやって来た。
「電車に乗るの?」
「そうだよ。ちょっと切符買ってくるから ここで待ってて。」
「いいよ 自分の分ぐらい払うから。」
「いいからここで待ってて。」
そうやさしく言うと そのまま切符を買いに行ってくれた。
ほんとにというところ優しいな。
そして、切符をもらって電車に乗った。
そう言えばどこ行くのかな。
「ねぇ、電車に乗ってどこ行くの?」