桜色の恋~3ヶ月の幸せ~




どれくらい時間がたたかわからないが、



「桜、起きて。ついたよ。桜。」



そんな声が聞こえてきて目が覚めた。



「ごめん、ありがと。」



「ああ じゃあ行こうか。」



「うん。」



しばらく歩くと森のようなところに入ってしまった。



「ねぇねぇ、ここどこ?」 



「待って。もうちょっとだけだから頑張って。」



すごい傾斜があって歩くのが大変だった。



「桜ちょっと目つぶって。」



そう言われ目をつぶると、



「キャア。ちょ ちょっとおろしてよ。」



なんとお姫様抱っこされたのだ。



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