桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
「ごめんね、。ごめんなさいね。お母さんが丈夫に産んであげられなかったから。」
お母さんもぽろぽろと泣いていた。
美奈もだった。
「お母さんのせいじゃないし、きっとあたしは最初からこういう運命だっただけだから気にしないで。あたしこそごめんなさい。親不孝でごめんなさい。」
「桜、ごめんね。何にも力になってあげられなくて。本当にごめんね。」
美奈、、、、。
「2人とも、あやまらないでよ!あたし今は元気だから、だから最期ぐらい楽しくみんなの笑顔見てたいんだけどな。」
あたしがそう微笑むと、美奈もお母さんも優しく笑ってくれた。
うん。
やっぱりこっちの方がいいよ。
「ほら、早く帰ろ!!お母さんの料理食べたい~。美奈も家来て!」
そして、3人であたしの家へ帰った。