桜色の恋~3ヶ月の幸せ~





「俺さ、決めたんだ。」



廉くんは話し始めた。



「俺は桜を死なせない。絶対にずっとそばにいるし一生愛し続ける。桜のそばを離れない。だから、俺が18歳になったら結婚してください!!」



そう言ってあたしの手をとった。



「え、これって。」



ポロポロ。



「ここ、予約しておく。」



そう。


あたしの左手の薬指には、










キラキラ輝く、
――――――――――指輪があった。




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