桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
えっ。
「2人じゃないの?」
「もちろん。」
てっきり二人だと思っていたあたし的にはちょっとびっくり。
それに、最近なんだか廉くんの顔を見るだけでドキドキしてしまっていた。
他にも、目があったり喋りかけられたり。
微笑まれたりしたらもうだったもんじゃない。
心臓なんかバックバク。
あたしどうしちゃったんだろう。
病気かな?
それなのに、海に行くって。
この気持ちは分からない。
だか、ただひとつ言えることといえば、こんな幼児体型だけは見せたくない。
「あっ。桜今自分の体を貶すようなこと思ったでしょー。」