桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
そういえば、
「ところで、どうして電話してきたの?」
「そうそう。あのさ、俺達付き合ってもう1ヶ月じゃん?」
言われてみれば、もう1ヶ月も経つんだ。
「うん、そうだね。でもそれがどうしたの?」
「うん。それで、さ、、、」
そこまで言うと、止まってしまった廉くん。
この間もこういう事があった気がする。
「廉くん?大丈夫?」
するとあわてた声で
「あっ、うん。大丈夫、大丈夫なんだけど。
もし桜さえよかったら、お泊まり行かないかなと思って。」