桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
病気発覚
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「仁野さーん。お入りくださーい。」
あの後門の近くに車といたお母さんと一緒に病院へ来た。
はぁーー。
入りたくない。
ガラガラ。
「こんにちは、桜ちゃん。」
「こんにちは。」
心臓がドキドキ言い過ぎている。
「桜ちゃん、お母さん。今から僕が言うことを、冷静に受け止めてください。」
すごくいやな予感がする。
「非常に申し上げにくいのですが、桜さんは、、、、心臓が弱っているため、あと残り3ヶ月しか生きることが出来ません。」