桜色の恋~3ヶ月の幸せ~





「さ……、さく………くら、さくら、桜。」



ぱち。



「いや嫌々。やだょ1人は。」



「大丈夫よ、桜。1人じゃないわ。お母さんがついてる、美奈ちゃんがついてる。廉くんだってついてるわ。」



れん、くん?



「廉くんは、どこ?置いてかないで、イヤだよ。廉くん。」



パシン。


今叩かれた。


って、あれ?


あたし今どこに。



「良かった。桜ょかったーー。無事なんだよね?良かったよぉーー。」




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