桜色の恋~3ヶ月の幸せ~
今更ではあるが一応思い出して走ってきてなんとか間に合った。
「てな感じです。」
「そりゃドンマイだわ。」
と言ったのは私の親友でもある藤原美奈ーフジワラミナーだ。
幼稚園からの付き合いで幼なじみでもある大切な子なのだ。
美奈はあたしとは反対で、とても頼れるお姉さんって感じだ。
しばらくすると美奈の肩が揺れ始める。
「どうしたの?」
すると美奈は、
「ぷぷっ、だってあははははー。遅刻の理由がおもしろすぎて。ぷぷ。」
かぁぁぁぁー。
自分でも顔が赤くなっていくのがわかる。