意地っ張りな2人



「ちょ!知り合い⁈」

「まぁな、」

「どういう関係⁈」

「ああ、飛鳥とは、」

「先生。あの子は?」

「あの子は」

「女子バスケ部キャプテンの中岡美奈!
宜しく。」

「私は石井飛鳥。飛鳥って読んでね美奈」

「はい。美奈!座って〜」

「はいはい。」

「じゃ、飛鳥ちゃん。席に座ってね。」

「はぁーい。」


「流星。これから、よろしくね。」

「ああ、」


キーンコーンカーンコーン

「なぁなぁ、飛鳥ちゃん。」

「どこから来たの?」



「うわぁー。男女問わずモテモテだねー」

「転校生だからね。」

「確かに。てか、美奈。」

「ん?」

「あんた、あの子の事キライでしょ?」

「別に…まだよく知らないし。」

「珍し!!」

「そーいう。瑠璃は?」

「瑠璃はきらい。あーゆうサバサバしてる奴は、美奈以外無理!」

「どーいうこっちゃ?」

「まぁ、確かに美奈はねぇ。」

「そーだよね。笑美!」



「てか、赤石。」

「ん?」

「あんた、機嫌悪くね?」

「そーか?」

「うん。」

「あの子が関係してるんでしょ?」

「笑美。お前、」

「いいって、健介。」

「…」

「しゃーね。お前らには話してやるよ。」
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