意地っ張りな2人
by美奈
「はぁー。分かった。分かった。
あんたの過去はわかったから」
「…」
「で!掛けって?」
「つまり、」
「?何?」
「明後日、流星バスケの試合あるんだ。」
「うん。知ってる引退試合でしょ?」
「そう。その試合のどの試合でもいい。
流星がブザービートしたら、あんたに告白の権利をあげる。」
「ブザービーターね。で!ブザービーターしなかったら?」
「勿論、私が流星に告白する。」
「…まぁ、いいけど…」
「何で、そんな余裕なのよ!」
「余裕?別に、じゃ明後日楽しみにしてるから、」
パタン。
なんか、凄い約束したしたなー。
「告白よ権利…か…」
もし、あいつがブザービーターしても、私が告白しないといけないんだよね…