意地っ張りな2人
「あっ!美奈ー。」
「笑美ーー」
「どうしたの?グッタリして、また暴力?」
「違う、違う。実話ね,」
「掛けねー。」
「う…ん。」
「で!もし、流星がブザービーターしたらどうするの?」
「わかんない…」
「告白するの?しないの?」
「だから、まだ決めてない…そんな行きなり決めれるわけないじゃん…」
「そうだよね…ゴメンね。」
「ううん、」
「まぁ、今は、楽しもう。」
「うん!」
今、私は笑美とショッピングモールのフードコートに来ていた。
「ほら、今日は私の奢りよ!」
「笑美ーー。大好きー」
「なに食べる?」
「クレープとタピオカ!」
「オッケー!」
私はクレープを食べ終え、タピオカを飲みながらショッピングモールの中を歩いて、いろいろな店を見ていた、
「あー!」
「どうしたの?笑美?」
「美奈来て!」
「う、うん。」
笑美の隣に来た瞬間、私の耳にシャランと言う音と冷たい金属のような物が当たった。
「ピアス?」
「そう!やっぱり、美奈は似合うねー。」
そういうと、笑美は何処かに行ってしまった…
私はその間、ピアスとイヤリングを見ていた。
私は片耳だけ、穴を開けている。
「お待たせー」
「笑美どこに行ってたの?」
「はい!」
「え?」
「お揃い!」
笑美の耳にはさっきのピアスが付いてあった。私は笑美から貰った袋を見てみると、笑美とお揃いのピアス…
「…」
「フフッ!友達の証。」
私は付けてあったピアスを外して、笑美がくれたピアスをつけた。