決意のバレンタイン
先輩たちに気をつかいながら、後輩の指導。


ストレスが、増えるばかりだけど今年入ってきた後輩

芦田 はるか  23歳。


芦田さんは、若いけどわたしにも気を使ってくれたりと空気をかなり読んでくれる子で助かる。









「先輩!バレンタインどうするんですか?」


バレンタインデー、一週間前。


仕事帰り芦田さんと義理チョコを買うためにバレンタインフェアーを行ってる近くのデパートまでやってきた。



「どうするって?」


後輩の質問。


「彼氏さんには、手作りですか?」


「彼氏?いや、いないし…」


何故わたしに彼氏がいるとう設定なんだ?



「えっ?
高橋さんと付き合ってるんじゃないんですか?」



はっ?

高橋?

後輩が疑いの目で見てくる。


「本当にいないんだけど…
ってか、なんでそこに高橋が出てくるのよ」


「だって仲いいじゃないですか。よく2人で飲みに行ってるの知ってますよ」



「高橋はただの同期ってなだけで…付き合ってなんかないよ。お互い飲むのが好きだから、飲みに行ってるだけだよ」



「えっー。そうなんですか?絶対に付き合ってると思ってましたよ」


「残念でした。あっ、芦田さん彼氏いないんだったら高橋とかどう?いいやつだよ」



「あたし、彼氏いるんで遠慮しときます」














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