カラダ探し~第ニ夜~
六日目
昨夜、私はいったい何の役に立ったのだろう。
枕元にある、携帯電話から鳴っているアラームを止めて、フウッとため息を吐きながら目を覚ました。
工業棟に行って、手を怪我して……その血をたどって袴田も二見もやって来た。
そして「赤い人」までが同じ部屋に来て、私は足を引っ張っただけだ。
やっぱり、夜の校舎では皆と一緒に行動しない方が良いのかな?
私がいる所に、「赤い人」も死体も現れるような気がするから。
本当に運が悪いだけなのか、それとも私が狙われているのか、それは分からないけれど。
今日、学校に行って皆に相談してみよう。
あ、それよりも留美子が二見に謝る事が先かな。
あんな事があって、学校に来るかどうかは分からないけれど。
「今日は……誰も殺されないでほしいな……」
死体が動くだけでこんなに身動きが取れなくなるなんて思わなかった。
まあ、私が怪我なんてしなければ、普通に調べ終わっていたかもしれないけれど。
翔太には悪い事をしたな……。
せっかく逃がしてくれたのに、結局死んでしまったのだから。
枕元にある、携帯電話から鳴っているアラームを止めて、フウッとため息を吐きながら目を覚ました。
工業棟に行って、手を怪我して……その血をたどって袴田も二見もやって来た。
そして「赤い人」までが同じ部屋に来て、私は足を引っ張っただけだ。
やっぱり、夜の校舎では皆と一緒に行動しない方が良いのかな?
私がいる所に、「赤い人」も死体も現れるような気がするから。
本当に運が悪いだけなのか、それとも私が狙われているのか、それは分からないけれど。
今日、学校に行って皆に相談してみよう。
あ、それよりも留美子が二見に謝る事が先かな。
あんな事があって、学校に来るかどうかは分からないけれど。
「今日は……誰も殺されないでほしいな……」
死体が動くだけでこんなに身動きが取れなくなるなんて思わなかった。
まあ、私が怪我なんてしなければ、普通に調べ終わっていたかもしれないけれど。
翔太には悪い事をしたな……。
せっかく逃がしてくれたのに、結局死んでしまったのだから。