★☆龍華学園☆★




「あれぇ??おとなしくなったし」「怖じけづいてやんの」「付き合ってるだか知らないけどね、榊原様に引っ付きすぎなのよ!!」「睨んでも睨んでも榊原様から離れないし!!」「親に捨てられたくせに!!」



最初は馬鹿にするような言葉だったのに今ではもぅ、あたしに対する不平不満だらけだった。



あたしを睨んでたのはこの人達…??あのの言葉もきっとこの人達に違いない!!




また不意に上から水が…。もぅ何度目かわからないくらいに水をかけられ、あたしの体はどんどん熱を奪われていく。


すると、いきなり。



「何してんだ…??退けっ!!おい…、逃げるなよ??」



そんな声がしたかと思うと、ドアを開けようとしているのかドアが大きな音を立てている。



バンッ!!



ドアが開いたそこには陽先輩が…。そこであたしの記憶は途切れている。








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