★☆龍華学園☆★
「お前、昨日早退したろ??昨日なんかあったのか??つか、お前今日もあの娘と登校してたじゃん♪ラブラブオーラでてたぞ(笑)」
佑真が俺を囲んでいた女子を掻き分けながら話しかけて来た。
ちょっと(大分??)危ない想像をしてた俺はワンテンポ送れて返事をした。
「何でもねぇよ!なんでそんなこと知ってんだよ!つか、ラブラブオーラってなんだし。」
「ねぇ〜、陽にとって木下美月って何なの??もしかして好きなの??」
女子の中の一人が馴れ馴れしく話しかけてきた。しかも呼び捨てだし…。
「さぁな??小さい頃、よく遊んだ仲なんだ。―――………後はやっと見つけた俺の大切な宝物かな??」
最後の言葉は、周りの女子は聞こえずに佑真は聞こえてたみたいで笑っていた。
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