FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡

手術着を着た男性とベットの上でチューブに繋がれ、目を瞑っている茜が出てきた。                      「あのっ!!あか…茜は??」
南坂が聞いた。

「桐島さんは一命を取り止めましたがこのまま目覚めなければ危険です。」

「大丈夫ですよね??茜を助けてください!!」

「私たちも出来る限りの力を出しましたが……今夜見てみないと分かりません。」

「そんな……」

南坂は床に座り込んだ。

「誰か桐島さんに付いといてくださいね。」

「俺が着いときます。」

「翔太君。」

哉乎さんが言った。

「っはい!!」

「茜を宜しくね。俺は今日は家に帰らなきゃ。」

「はい!!分かりました…。」

「あたし…も帰ります。翔太君が付いていたら安心だから。」

「分かった。」

「じゃあ。」

そう言って南坂と哉乎さんは出ていった。

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