FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡

次の日―…

「んんっあ。」

起きると時計は10時を差し、茜は未だ酸素マスクの音しかしない。



学校は夏休みに入っている。

「起きてくれよ…茜。」
            医者には未だ起きない茜を見て、                     「今夜、明日が峠かも知れませんね。覚悟しておいてください。」                                                                                                                                                                                                   
そのまま時が過ぎ、夜8時頃に茜の親が来た。

「翔太君!!」

「おばさん…」

「茜は…??」

「今夜、明日が峠かも…」
「そんな…」

「大丈夫ですって!!茜は強いです!!!」

「………。」

「とりあえず休んだらどうですか??顔色が悪いですし…茜は俺が見ています。」
「あらそう!!ありがとう。じゃあ一旦家に帰るわ。」
「っはい!!!」

そのまま茜の親は帰った。
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