FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡
翔太の息が顔にあたり、あと一センチで唇が重なろうとしてた。

ピンポーン♪―――

「「えっ!!」」

「とっ///、とりあえず茜そこに居ろ。」

「ぅん///」

ガチャ。

「どぉも♪♪あたし市ノ瀬弥瑠です♪弥瑠って読んでください♪」

うわっ弥瑠ちゃんや!!

「はぃはぃ…ってもしかして市ノ瀬グループのご令嬢??で、何のよう??」

「あのぉお母さんが隣におすそわけしてって言われて…これ野菜…多いから台所まで持っていくね。」

「ちょっそこにはあか、やっぱり何もない…」

ヤバいこっち来た…

あたしは急いでリビングに隠れた。

どさっ

台所に野菜が置かれた音がした。

「ねぇなんでそこにお皿が2つあるの??」

弥瑠ちゃんは台所のシンクの中にある、あたしと翔太の皿を差したのが見えた。            「えっ!!それは…兄貴が帰ってきたからなんだよ。ちもう帰ったけど…」

「そうなんだぁ、翔太君ってお兄さん居るんだぁ。翔太君に似てかっこいいんだろなぁ。」

翔太のお兄ちゃんは今オーストリアに語学留学してるじゃん!!

「はいはい…」

翔太が弥瑠ちゃんを玄関まで送ろうとした。そのとき!!

「ねぇ翔太君。」
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