FIRST ♥ LOVE ♡初恋♡
そうしてあたしは今ナースステーションに居る。
「本当に!?」
「リハビリする!!ねぇ良いでしょ??」
「桐ちゃん…リハビリしたい気持ちは分かるんだけど。」
「だけど…??」
「まだ骨が治ってないから駄目よ。来週にしなきゃ。」
「来週か…」
「大丈夫よ。すぐだから。」
「…分かりました…」
「あと翔太君なんて言ってるの??手術のこと…」
「本人はするって言ってます。」
「そうなのね…一応瀧原先生に言っとくわ…」
「ありがとうございます。莱華さん。」
「えぇ。あたしにも分かるもの気持ち。」
「っどお言う意味ですか??」
「あたしもお父さんが翔太君見たいになってね…」
「そうなんですか!?」
「翔太君と同じ手術受けたの…此処で…」
「結果は…」
「成功だった…」
かなりホッとした。
「でも…」
「でも??」
「少し海馬にキズがついてね…記憶があまりよくなくなったのよ…」
「そうなんですか…」
「でもね…手術は簡単なんだけどうちの父みたいに中枢神経にキズがいって、後遺症があったりするのよ…」
「……」
「莱華さん。莱華さんの患者さんが…」
「っはい。今行きます。」
莱華さんは『さっきのはなし翔太君にはしないようにね…』
といい残して行ってしまった。