FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡
翔太の為に…        あたしは…
翔太に言わないようにか…
しかも…

リハビリは来週からか…
長いなぁ…

早くしたいなぁ…

あたしは松葉杖をついてトボトボと歩いてた…

「っ茜!!」

「なんか…聞いたことがある気が…」

あたしは振り向いた。

そこにいたのは…

ニコニコ笑ってるやっちゃんとはるちゃんだった。
「やっちゃん!!はるちゃん!!」

「茜♪久しぶり♪」

「より戻ったんだぁ♪」

はるちゃんが言った。

「あたし…蓮にフラれてね…助けてくれたのがやっちゃんだったの…」

「そうなんだ…」

「助けてくれた事でやっと本当のあたしの気持ちが分かったの。」

「あたしも…そうだったよ…」

「まさ…か…翔太君と…」
「より戻ったんだ♪」

「そうなのか!?茜!?」

やっちゃんがビックリしたように言ってきた。

「うん!!この事故がきっかけでね♪」

「まさに『雨降って地固まる』だね♪」

「うん!!あっ今から病室来る??」

「そのつもりで俺等来たんだけど…」

「翔太も居るけどね…」

「行く!!」

「でも…翔太…目が見えなくなったんだよ…」

「そうなのか!?あの翔太が!?」

「うん…いろいろあってね…」

「話してくれないか??」
< 150 / 369 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop