FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡
朝―…

「んっ…」

起きると10時だった。

「翔太!!」

翔太は未だ寝ている。

「早く起きようよ…翔太ぁ…」

なんだか不安になってきた。

「ぉお―い!!翔太ぁ!!」

あたしは翔太の手を握った。

【キュッ】

微妙に手に感覚が伝わった。

「翔太!!」

「あ…かね…」

掠れた声で呼ばれた。

「あたし…見える??」

あたしは恐る恐る聞いてみた。

「うぅ―ん…」

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