FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡
「弥瑠!!!」

「何???翔太???」

「別れよう。」

「えっ何言って……冗談だよね???」

「冗談じゃない。好きなんだまだ。茜が。」

「そうなの???たとえ茜が嫌いに思っていても???」

「え………」

「茜別れたがっていたよ???翔太と付き合うのなんて嫌!!!って言ってたよ???」

「そうなのか……」

何なんだ。南坂が言っていた事と違う。

どっちが本当なんだ???









でも俺はもう決めていた。

茜がどんな道を選んでも俺は……

茜が好きなんだ。

「もう茜、付き合ってるんじゃない???大学生と……」

「そうなのか???」

「えぇ昨日かららしいよ。」

昨日は俺が最後に話した日だ。

その時の茜は素っ気なかった。

やっぱり俺の事嫌いなのか……

でも決めた。茜がどんな道を選んでも。

俺は納得する。

幼馴染みとして……

「でもお前とは別れる。」

「えっ!!!」

「じゃ。」

俺が立ち去ろうとした。

「じゃぁ翔太の会社潰れても良いのね???」

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