FIRST ♥ LOVE ♡初恋♡
「は???」
「だから潰れても良いのねって???」
「何言ってんだよ!!!」
「あたしのパパの手に掛かれば翔太の会社なんてポイッ簡単よ???」
「お前……」
「大丈夫よ。将来的には翔太にうちの会社継いでもらうからね???翔太の今の会社はうちが融合さしてあげるからね???」
「……な……んな」
「何翔太???」
「ふざけんな!!!!どうせお前が茜に吹き込んだんだろ????」
「そんな……翔太……」
「そんなやつに翔太なんて呼んで欲しく無い。!!!!」
「………」
「でも、これは娘の問題だろ???普通親が出て来るなんてプライベートじゃぁ無いな。」
「……よ…何よ!!!そんなにあたしが嫌い???こんなに好きなのに……茜の部屋で写真見たときからずっとずっと好きで好きで仕様が無かったのに……だから嫌いな大嫌いな茜にも友達面して近付いたのに……おどして別れさせたのに……」
「やっぱりお前だったんだな。」
「あ……」
「俺はそんなやつ好きにならない。好きな人の為に友達面するような女とは付き合わねぇ。」
「……」
「じゃぁな。会社つぶしたら承知しないからな。茜にも手ぇ出すなよ。」
そして俺が茜のおじいちゃん家の前を通った。
俺は見てしまったんだ。———————————————————————————————————