FIRST ♥ LOVE ♡初恋♡
「ってか茜が彼氏とキスかぁ意外意外。」
「酷すぎるゎ…。」
「何て言う名前なん???」
「神楽坂蓮…。」
「蓮か!!!」
「知ってんの???哉兄!!!」
「後輩やもん。部活の。」
「そうなんだぁ。」
「でも親父とお袋から聞いたんやけどお前幼馴染みの翔太と婚約したんじゃなかったっけぇ???」
「それは……。」
「言わなくていい。どうせお前から振ったんだろ????理由言ってみい何かあったんだろ???」
流石、哉兄。
「翔太に言わないって誓って。」
「あぁ言わないよ。」
「あのね―…」
「そっか。茜も大変だったんだな。」
「うん…。」
「でも茜が幸せならいいじゃん。」
「でもね。彼氏も出来てこんなこと言うのはダメだとおもう。けどね、まだ翔太も好きなの。気持ちは今でも変わってない。でも、蓮が居る。あたしどうしたらいいか分かる???哉兄。」
「うーん。」
しばらく沈黙が続いた。
「自分の気持ちにはっきりしたら????良いんちゃうかなぁ。」
「あたしは………」