FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡

10分後―…

「やっと食べたぁ♪」

「遅いよぉ翔太。」

【ピロリン♪ピロリン♪】
「メールだ。」

《(Fromお母さん)    今日は翔太君の家に泊まる??? 》

《(Dearお母さん)     泊まらないよ。あと話したいことがあるから。早く帰ってきて。》

返信は早く来た。

《(Fromお母さん)       》

一言かよ!!!!

「誰だったの???」

「お母さんからだったよ。」

「へぇー。」

それだけかよ!!!

「もう出る???」

「うん♪」

すると翔太がレシートを取っていってしまった。

「ちょっ。あたし払うよ。」

「女の子に払わせるなんて邪道!!!」

そう言ってスタスタ行ってしまった。

「行っちゃった。」

「ねぇ。間違えてたら悪いけど。桐島茜???」

「はい。そうですけど。」
そこにいたのはファミレスのバイトらしき人だった。            「良かった。合ってて。俺、泰明。覚えてる???」

「あー。やっちゃんか!!」
この人は村田泰明(ムラタ ヤスアキ)あだ名 やっちゃん。小学校からの友達で今は確か…県立高校に行ってる。

「良かった。覚えてて。」
「元気にしてた???」

「このとおり!!!」

「はるちゃんとはどうなの???」

はるちゃんはやっちゃんの彼女。

箕浦 葉瑠香(ミウラ ハルカ)頭がよくて国立高校に今行ってる。

「はるとは先月別れたよ。」

「なんでぇ。」

「あいつ。浮気したんだよ。」

「はるちゃんが!?」
            「蓮とか言う大学生と。」
「蓮!?名字は???」

「か…神楽坂やったっけなぁ???」

「うそ…!?」

こんな偶然あり得ない。

「何かの間違いじゃないの???」

「俺もそう思いたいよ。」
「うそ。」

「向こうからなんだって。」

「いつから…???」

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