FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡

放課後―…

あたし、榛、潮花の3人で教室に残った。

「で、恋の行方は???」

「2人に相談があるんだけど。」

「「何々!?」」

「あのさ…もうズハッと言っちゃうけどね。お母さんに翔太に好きだって言った方がいいって言われた。」
「「そうなの!?」」

「なんだけど2人はどう思う???」

「「いいじゃん!!!」」

「そう??ってかねもう一つ聞きたかったんだけど。」
「「うん…」」

「男子が女子にキスするのって好きだから???」

「「へ…??」」

2人ともポカンと口を開けている。

「されたんだ。」

「だ…れに???」

榛がポカンと開いた口を閉じて言った。

「翔太に。」

「「ほんとに???」」

「うん…。」

「それって告白と一緒じゃない???」

潮花が聞いてきた。

「そうなの!?」

「そうだって。言っちゃいなよ。」

「分かった。言ってみるよ。」

外を見ると校舎全体が夕日に染まって綺麗だった。

「翔太君まだ生徒会長室にいるんじゃない???」

「そうだね行ってみる。」
そしてあたしは生徒会長室に向かった。
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