『あたし』

チリリリリッ


目覚まし時計の音で目が覚める。

体は妙なダルさ加減と頭の頭痛が襲う。


あれは…現実だったのかな…?


眠たい目を擦った。


「ジュンコー。朝ご飯できたわよー。」

「はーい、今行くー。」

そうだ、学校に行かなくちゃ。

パジャマを脱捨て、制服を着る。


居間には私だけの朝食があった。


「パパは?」

「朝から重要な会議があるらしくてさっさと出ていったわよ。」

「ふ~ん。」


母親が作った朝ご飯を流し込み、学校へと向かった。


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