『あたし』
私は目を疑った。


神崎姫の机がなくなってる?!


な…なんで!?



私は思わず近くの女の子に話しかけた。


「か…神崎さんはどこにいったの?」


話しかけた女の子は険しい顔でこう言った。

「は?あんた何言ってるの?」

「何って…神崎さんのことを…」

女の子は急に私の肩をグイッと捕み、人通りが少ない廊下に連れ出した。


「ちょっなに?!私、おかしい質問した??」

女の子の手を振り払い質問した。


「あんた…知らないとは言わせないわよ。」
「な…なにが?」





女の子はうつむきながらこう答えた。









「神崎さんは…教室で亡くなったじゃない…!体中バラバラにされてゴミ袋に入ってたって…。学校で噂になりまくってたじゃないの!犯人は誰、犯人は誰って…。」



私は言葉を失った。




そ…そんな…ばかな…。





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