流れ星
「あっ!ねがいごと!!」

美姫の声にハッとする。
あまりに綺麗な景色に見とれ、願う事を忘れてた。

頭の前で手を合わせて指を交差させる。
ゆっくりとまぶたを下ろし流れ星に願う。

願い終わった僕が美姫を見ると美姫はまだ目をつぶったまま願っていた。

美姫の願い事を聞きたかったケド、多分言ってくれないんだろうなぁ。


「ねぇ、みきちゃん?あのね・・」



美姫…

あの時の願い事は叶ったのかな?

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