君が笑うなら 僕も笑うから





「…で?今日はどんなストーカーの成果を聞かせてくれるの?」

「ストーカー言うな!陰から見守ってるだけ!」


「それをストーカーって言うんだよ」


僕をストーカー呼ばわりしているのは、たった一人の友達で親友でもある(一人しか居ないから当たり前)鬼龍院翔。

軽音部部長でボーカルをやってる。


「今日は喜矢武先輩、遅刻ギリギリでね!途中でコケてたけどかっこよかっ「わかったわかった」


興味ないのが丸分かり。

「そいえば淳くん、俺の友達に喜矢武先輩と繋がりある奴いるんだけど。サッカー部の樽美酒。」


「あぁ、あのイケメンくん?」


繋がりあるって言ったってなあ…釣り合わないし、無理無理。




「んで、俺が淳くんのこと樽美酒に話したら喜矢武先輩に全部言っちゃったらしい。」


……今なんつった?

きゃんせんぱいにぜんぶいった?
キャンセンパイニゼンブイッタ?



ドキドキしすぎて、心臓が破裂しそうです。


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