詩集∞光合成ノート
62∞嫉妬
寝る間も惜しんで
僕だけを見つめて
君が見つめるなら
夢の中の僕にさえ
嫉妬してしまう
そのまばたきすら
もどかしい
君の体内を満たす
酸素にだって
君が僕より必要だと言えば
嫉妬してしまう
君の酸素にだって
なってみせるから
その呼吸すら
もどかしい
どうか僕を
嫉妬まみれの
哀れな奴にさせないで
君が僕だけと言えば
「嫉妬」なんて言葉は
この世からなくなるのに
僕だけを見つめて
君が見つめるなら
夢の中の僕にさえ
嫉妬してしまう
そのまばたきすら
もどかしい
君の体内を満たす
酸素にだって
君が僕より必要だと言えば
嫉妬してしまう
君の酸素にだって
なってみせるから
その呼吸すら
もどかしい
どうか僕を
嫉妬まみれの
哀れな奴にさせないで
君が僕だけと言えば
「嫉妬」なんて言葉は
この世からなくなるのに