天才少女

雨の中…道を進む


街灯すらない


月明かりのみの道

そこにターゲットはいた


「はっはじめまして!わたしは天使秘書をしていますリコルと申します!」


はっ?


何この子…

今から殺されるというのになんで自己紹介してんの?

しかも、天使秘書って何?


「えっ…と…ごめんなさい!」


謝れた



ちょっとストップ!

手に光があつまってるけど!?


「"笑顔の制裁"!」


何それ!

ニッコリと笑いながら…



笑顔の制裁とやらを直撃した私は一瞬で意識がブラックアウトした



最期に思ったこと…

笑顔の制裁を考えたやつ…


ネーミングセンス無さすぎるだろ!!




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